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オリンピックの共同会談で、海外観光客の受け入れの断念がニュースで発表になりました。まあ予想はしていたものの、公式に発表となるとやっぱり寂しいものです。
インバウンド需要に沸いていた少し前までが懐かしいですが、いつまでも感傷に浸っていられません。海外からのお客様に日本の魅力を伝えられないならこちらから海外に出向いて伝えていこうと仕掛けている人たちがいます。

小売大手のドン・キホーテが、「DON DON DONKI」という名称でアジアの主要都市に出店を続けています。先日も台湾の台北1号店OPENの盛況ぶりがニュースに取り上げらていました。
2019年の香港1号店から3カ国へと進出を果たし各国で何店もOPENさせていますが、グループ全体でも全体売上の海外比率を確実に伸ばすべく、事業計画もしっかり公開しています。

そんななか、3/19にマレーシアにも待望の1号店がOPENしました。マレーシアは国教がイスラム教のため、独自の習慣があります。なかでも食に関しては、「ハラル」というアルコールや、豚の成分を避けるイスラム文化があり、これらが他国の食品の販売と異なってくる部分になります。(ちなみにコスメや生活用品関連もノンアルコール成分が基本となります。)

というような前置きのあるマレーシア店舗の食品コーナーに、弊社がブランディングやデザインをお手伝いしている「麺屋帆のる 鶏白湯麺」がずらりと並んでおります。
もともと麺屋 帆のるのラーメンは日本国内でもハラール対応の成分により、アジアのイスラム圏からのインバウンド観光客から支持を受けておりました。コロナ禍により苦戦を強いられましたが、逆にこれをアジアに向けて発信するため商品開発を重ねて、生麺タイプの家庭用食品として発売。ついにマレーシア店のOPENに並ぶことになりました。


パッケージはもちろん、暖簾やのぼりなどの販促物にも「日本産」のイメージを強く感じさせるデザインを施しています。
通常、海外進出でイメージするとご当地の流行などを調べてしまいますが、(実際当初は調べまくっていました笑)日本産であることが信用や人気の元になるため、しっかりと和風にしました。

おかげさまで民法メディアのニュースにちらっと映ることもできて長年関わってきた面々の士気は上がっています。
売上状況などは今後の報告になりますが、アジアでのプロモーション方法をしっかり学びながら今後の手法に活かして行こうと思っています。

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