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店頭販促やイベント装飾用に「等身大POP」のご依頼でデザイン〜製造をご注文いただくことがあります。ひとつ等身大POPと言っても素材の違いなどでメリットや注意点があるので紹介します。

等身大POPの等身とは?

文字通り、人の背丈そのままのサイズを再現したスタンディタイプのPOPになります。人サイズなので店頭のアイキャッチや誘導役として最適で、正面にリーフレットのポケットを取り付けたり、顔ハメの穴を開けるといったアレンジを加えることもできます。
パングラムの場合、ゲームやアニメのキャラクターで製作することが多く、その場合はキャラクター設定書を確認して設定身長を再現します。
使用するイラスト画像が、
・髪型にボリュームがある
・ジャンプしたポーズである
・膝から下の絵がない…
などなど指定の身長を再現しにくい場合もあるのですが、そこは腕の見せ所、このキャラクターはこの身長であろう雰囲気を作り出します。

等身大POPの素材の違い

主な素材を紹介します。それぞれメリットや・デメリットがあるので、使用目的や予算によって素材を選びましょう。

  メリット デメリット
ダンボール製 ・比較的安価
・大量生産に向いている
・二つ折り梱包が可能
・長期使用には向いていない
・湿気に弱い
スチレンボード製 ・比較的安価
・大量生産に向いている
・二つ折り梱包が可能
・長期使用には向いていない
アクリル製 ・フチが透けて見た目が良い
・高級感がある
・比較的高価
・割れやすい
・重い(10kg前後は普通)
木工製 ・オリジナル1点ものに向いている
・屋外使用も可能
・比較的高価
・重い

ダンボール・スチレンボード製 等身大POP

日常的に店舗などでよく見るタイプで、大量に製造〜発送する場合にはこちらが最適です。(オンデマンド印刷の場合は1個からでも製造できます。)
加工が比較的容易なので二つ折り仕様にすることで、梱包や発送費を抑えることができるのも大きなメリットになります。

アクリル製 等身大POP

ダンボール・スチレンでは周囲に白いフチが必要ですが(フチのデザインを活かすのもアリです)、アクリルでは透明カラーが再現できたり背景が透けるので見た目がとてもきれいでリアリティがあります。
金額についてはアクリルを多く仕入れている業者を選ばないと高価になる可能性があり要注意です。
素材の性質上割れやすいので発送時の梱包にも気を遣う必用がありますし、人に行き来の多いイベント会場などでは囲いのチェーンを設置して人から距離を置く工夫も必要です。

木工製 等身大POP

長期で使用したい1点もの、ダンボール・スチレンの規定サイズにはない大型で、となると木工で製造することも考えられます。観光地の顔ハメPOPなどは子どもが触れることも多く、軽いダンボール製より木工が向いています。


主な素材での等身大POPの紹介をしました。実際には本体を支える「足」にも素材違いで種類があります。パングラムでは用途やご予算に合わせた素材と用途に相応しいデザインをご提案をいたします。
ご相談はこちらまでどうぞ!
※シルエットのお団子ツインテールのキャラクターは実在しません…

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