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パングラムでは数々のゲームパッケージデザインを手掛けています。デザイン制作の方法を順を追ってその方法をご紹介します。

世界観やターゲットをヒアリングする

発売するゲームの世界観やターゲットをクライアントと共有します。
完全新作の作品かシリーズ物の続編なのか、暗いイメージor明るいイメージ、推しは何かetc…デザインする前にイメージの擦り合わせが大切です。

最新のテンプレートデータを入手する

デザインするテンプレートの最新を入手。
テンプレートは頻繁に更新されるので常に最新の物を把握しなければなりません。(最後の最後でテンプレートが更新されることも…..)
使用するフォントも常に最新版に更新します。

パッケージ表面デザイン

クライアントからご支給いただいたデータを使用し、パッケージ表面をデザインします。
データの使用方法が細かく決まっている場合と、大まかに決まっている場合があります。
細かく決まっている場合はその指示・仕様ガイドの通りにデザインします。大まかに決まっている場合はゲームの魅力的を最大限アピール出来るようバランスを考えデザインします。

パッケージ表面には「CEROレーティング」という記載しなければならないマークがあります。
CERO A:全年齢対象(黒)
CERO B:12才以上対象(緑)
CERO C:15才以上対象(青)
CERO D:17才以上対象(オレンジ)
CERO Z:18才以上のみ対象(赤)

パッケージ裏面 

パッケージ裏面はセールスポイントをアピール出来る箇所です。
キャッチコピー大きく入れるのか、画面写真や説明文を入れるのか。または、サブのビジュアルを大きく魅せ、ストーリー等を説明するのか。
先に紹介したクライアントとのイメージの擦り合わせが重要になってきます。

国内ゲーム、海外ゲームの違い

クライアントの確認部署(開発元等)が日本国内なのか海外なのかによって大きな違いが出てきます。
海外の場合は「デザイン→確認→修正の指示」に時間がかかる場合が多いです。海外特有の長期休暇もあるのでスケジュールには余裕を持ってデザインをします。

権利表記は正確に

パッケージ裏面に色々と記載されている中でも「権利表記」は注意が必要です。
©XXXXXX XX 2022 All Right Reserved. といった表記のことです。
気にして見たことのある人は少ないと思いますが、間違えてはいけない箇所の1つです。
年号は合っているか、必要な表記は満たしているか、重複・漏れはないか…小さな文字ですが気を抜かず確認します。

ゲームパッケージデザインの方法をご紹介させていただきましたがいかがでしたか。
お手元のゲームパッケージを並べて、見比べて見ると新たな発見が合って面白いかもしれません。

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