フェットドラミュージック代官山
ゴールデン・ウィークに行われた音楽イベント「フェットドラミュージック代官山」からお声がけをいただき、2日間の撮影と、プロモーション映像を制作させていただきました。
フェット・ド・ラ・ミュージックとは?
1982年にフランスで始まった音楽の祭典『フェット・ド・ラ・ミュージック』。
毎年6月21日の夏至の日に行われ、今やフランス最大級の文化イベントとなっています。この日は国中の通りやカフェのあちこちで、朝から晩までアーティストが音楽を奏でます。
フランスの夏至の日は、日の出は5時前で、日没はなんと22時半ごろ!夏の訪れを一日中祝うにはぴったりの日なのです。
「音楽は全ての人のもの」を合言葉に、プロ・アマこぞって参加するフェット・ド・ラ・ミュージックは、今では世界各地で無料の音楽イベントとして開催されています。下の動画は2017年のパリでの様子ですが、これぞ「音楽の祭典」という幸福感が溢れているのが分かります。
なぜ代官山で開催されているのか?
ここ日本でもいくつかの場所でも開催されていますが、代官山でのイベントは2年ぶりとのこと。
もともとは代官山でフレンチレストランやパン屋を展開する『シェリュイ』の古崎義丸さんが、パティシエ修行のフランス滞在中に、このイベントを体験して感動したことがきっかけ。
「『フェット・ド・ラ・ミュージック』を、いつか代官山でもやりたい!」という想いを抱き続け、2017年のゴールデンウィークから開催がスタートしたそうです。
その後、コロナ禍で止む無く中断はしたものの、2022年のゴールデンウィークは、人々の行き交う代官山のあちこちでミュージシャンが音楽を奏でることができました。
6つのイベント会場
この日のイベントは全部で6会場で行われました。日中の部は『シェリュイレストラン』、蔦屋書店のある『T-SITE』、ひまわり坂での野外ライブ会場、ワインバーの『Pink』、チョコ専門店『Chocolate Cafe』。夕方から夜の部は、イベントスペースの『晴れたら空に豆まいて』。
それぞれの代官山らしい場所で、個性の異なるミュージシャンたちの演奏が繰り広げられました。
撮影に参加して
スケジュール表を見ながら、あちこちの場所へと移動するハードな撮影でしたが、意外にも楽しく一日が過ぎました。ミュージシャンのそれぞれ個性的な演奏をカメラに収めていることにワクワクして、あっという間に時間が過ぎたためです。また、運営メンバーのみなさんも楽しみながらテキパキと行動しており、月並みながら「音楽は人を動かすんだなぁ」と改めて感じました。
ただし、ひっそりと大失敗したことがひとつ…
動画冒頭の通りを撮影しているときに、カメラモニターに気を取られ段差につまずき、思いっきり転倒。カメラは無事だったものの、おしゃれな街の雑踏の中での、あの恥ずかしさと痛さと言ったら…笑
ともかく、音楽イベントの撮影と編集に憧れていたので色々と良い経験(転倒含む)になりました。また機会を見つけて参加させていただきたいと思います。
フェットドラミュージック代官山 公式HP
https://daikanyama-fetedela.jimdofree.com/